役者さんの立ち位置は色々ありますが、今日は『バイプレイヤー(演劇・映画などの助演者。脇役。)』として人気・実力を兼ねた俳優、光石研さんを調べてみました!
出典:株式会社鈍牛俱楽部
光石研さんは、エキストラに縁がある?
まずはプロフィールから。
生年月日 1961年9月26日(61歳)
出生地 福岡県八幡市(現:北九州市八幡西区)
身長 173 cm
血液型 A型
性格 人懐っこい
配偶者 あり(既婚)
所属事務所 鈍牛倶楽部
光石研さんが16歳の頃、のちに主演作品となる映画『博多っ子純情』のエキストラの募集がありました。
しかしエキストラのオーディションを受けたに行ったのですが、なんと主役に大抜擢!
面接のエピソードも面白く、オーディション前日の喧嘩で眉を二針縫い絆創膏を貼っていたことから質問責めになり、喧嘩のまねや酔っ払いのまねをさせられるなどした結果、受かってしまったのだそうです。
現在61歳の光石研さん。もう40年以上俳優をされているわけですね。2021年8月時点で140本以上の映画に出演されています。ベテランです。
初出演作が主演ではありましたが、高校卒業と同時に上京して最初に出演したのは、
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年)
デビュー作で世話になったプロデューサーに会う機会があり、俳優になるため上京したことを伝えたら、男はつらいよのエキストラを紹介され、起用されたそうです。
光石研さんは、エキストラに深い縁があるようですね(^^)
しかし30代半ばまでは、たまの2時間ドラマ出演で、食いつないでいたといいます。でも、この下積みともいえる時代があったからこそ、今の名バイプレイヤーと言われる演技力を身につけられたのではないかと、私は思います。
転機となったのは30代半ばで、1996年に事務所の先輩である緒形拳さんが出演した、ピーター・グリーナウェイ監督の映画『ピーター・グリーナウェイの枕草子』に、光石研さんも出演します。それ以降から、岩井俊二監督や青山真治監督といった新鋭の映画監督の作品に出演するようになっていきます。そして1998年に、テレンス・マリック監督の映画『シン・レッド・ライン』(第49回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品)のオーディションに合格!ハリウッドデビューを果たすのです。
そして現在が名バイプレイヤーとして、引っ張りだこの人生を送られているわけです。
人生、何が起こるか分かりません!
光石研さんは、バイプレイヤー
バイプレイヤー(演劇・映画などの助演者。脇役。)
普通のお父さん、デザイナー、暴力団幹部までこなす、光石研さん。
淡々とした語り口調はで、多様なキャラクターを演じます。
演じるごとにまるで別人のよう、という評価もあるくらいです。
2022年夏のドラマ、テレビ朝日系「六本木クラス」(木曜・後9時)と、フジテレビ系「純愛ディソナンス」(木曜・後10時)
同じ木曜日の夜9時と10時。どちらも父親役だが、同じ役者が演じてるとは思えない演技で話題になりました。
「六本木クラス」では、主人公・宮部新(竹内涼真)を男手一つで育て、正義感にあふれながらも心優しい性格の父・信二を演じます。
「純愛ディソナンス」では同じ俳優が演じているとは思えないような“独裁者”役。不動産会社の社長・碓井賢治役で、主人公・新田正樹(中島裕翔)の義父であり上司。「金を生まない人間は無能」と考える非情な役どころで、作中での、【笑顔で頭から実の息子に水をかけるシーン】は、1時間前に優しい父親役を見ていたら、えぇ!?となりますね。
株式会社アーキテクトが実施する【タレントパワーランキング】での、演技力がある男性タレントで、橋爪功(1位)役所広司(2位)に続く、堂々の第3位でした。
まとめ
主演はまだ少ない光石研さんですが、それでも演技派で名バイプレイヤーの認知度は、非常に高いという事が分かりました。これからも映画やドラマで、素晴らしい演技を私たちに魅せて頂きたいですね(^^)
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