デイヴィッドフォスターという名前は、80年代洋楽を聴いていた人には、とても良く耳にした名前だと思います。デイヴィッドフォスター、何者なのでしょう。
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80年代は、特に『名プロデューサー』として名を轟かせていた時期です。
ジャンルは幅広く、 ポップ、Rock、AOR、フュージョン、R&B、クラシック、ゴスペルなど、何でもござれな印象です。
今日はそんなデビッドフォスターの魅力とその曲たちについて、触れていきたいと思います。
デイヴィッドフォスターのプロフィール
本名(出生名) | David Walter Foster |
生年月日 | 1949年11月1日(現在74歳) |
生まれ | カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州ビクトリア |
職業 | 音楽プロデューサー、 ソングライター、編曲家 |
1960年代半ばに、ザ・ストレンジャーズのキーボーディストとして渡英し、チャック・ベリーやボ・ディドリーなどのバック・バンドを務めます。セッション・プレイヤーとしての活動が多かったようです。その後1971年にスカイラークというバンドを結成。1972年に1stアルバムを出し、1973年に2ンdシングルの「Wildflower」という曲がヒットします。
ここではまだデビッドフォスターの存在感というものは、ありません。PVやテレビのライブセッションにも、ほとんど映りません。
その後スカイラークは解散し、またセッション・プレイヤーとしての活動(1975年にリー・リトナーらと共にミッシェル・ポルナレフのバック・バンドのキーボード奏者としてテレビ出演している映像が残っています)。そして現在のプロデューサー業に転身していきます。
デイヴィッドフォスターのヒット曲
現在も現役のデイヴィッドフォスター。かかわった曲の数は、膨大な数になります。ウィキペディアに載っている係わったアーチストだけでも100を超えていますが、そこに載っていないアーチストでも、私の知る限りプロデュースしているものはありますから、凄い数です。
中でもプロデュースで一番有名なのは、誰もが1度は聴いているでしょう、映画『ボディーガード』でホイットニー・ヒューストンが歌う、『I Will Always Love You』「あんだーーーーーいあーーー(And I ~)」のあの曲です。
他に筆者のオススメは、
Hard to Say I’m Sorry(素直になれなくて)by シカゴ
After The Love Has Gone by アース・ウィンド・アンド・ファイアー
St. Elmo’s Fire (Man in Motion) by ジョン・パー(こちらも映画主題歌)
Tip Of My Tongue by ザ・チューブス
(ザ・チューブスに関してはウィキペディアにも載ってませんが、モンド・ミュージックとロックが合体した様なバンドだったのを、洗練した都会的なロックバンドに変貌させヒットバンドに仕立てた手腕は素晴らしかったです)
デイヴィッドフォスターは日本人の「あの人」にも曲提供
これだけのヒットメイカーとして名をはせているので、80年代には、日本人も「デイヴィッドフォスターに曲を書いてもらいたい!」と思う人たちが出てきます。
『Miss M』(アルバム) 竹内まりや(デイヴィッドフォスターの日本人初プロデュース作)
『I WON’T BREAK YOUR HEART』(アルバム) 岩崎宏美
『抱いて・・・』(シングル) 松田聖子
『Beginning』(アレンジ) 影山ヒロノブ
などなど。
そして昨年はASKAとも共演。80年代に音楽を聴いてきた世代には、デイヴィッドフォスターという名前には、まだまだ凄い影響力があるようですね。
デイヴィッドフォスターの音の魅力
デイヴィッドフォスターの音の魅力は、まずサウンドの空気感が洗練されていて、おしゃれです。
そして、次の2楽器を主に使う事が多いです。
①管楽器 サックスなどのソロだけでなく、ブラスサウンドが非常にカッコよく、ビックバンドでやっている?という感じに仕上げます。ブラスサウンドはシカゴやザ・チューブスのあたりを聴くと、そのクセみたいなものも感じれると思います)
②エレクトリック・ピアノ 幼少時代からピアノを習っていたこともあり、ピアノがやはりメインの楽器になってくるのでしょう。ただ生のピアノだけでなく、エレピを使うのがお好きなようで、独特の空気感を作ります。楽曲によっては両方同時に使っているものも。
コード理論などは筆者はよくわかりませんが、彼独特のものがあるのでしょう。
まとめ
デイヴィッドフォスターさん、まだまだ現役で良い曲を作って下さい!
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